SEO対策 2026.05.04

SEOキーワード選定のやり方|無料ツールで検索ボリューム・競合を調べる手順

SEOキーワード選定のやり方|無料ツールで検索ボリューム・競合を調べる手順

「SEO対策を始めたいけれど、どのキーワードを狙えばよいかわからない」「ブログを書いても検索結果に出てこない」——そんな悩みを抱えていませんか。

SEOで成果を出すには、記事を書く前のキーワード選定が9割を決めると言っても過言ではありません。検索ボリュームの少ないキーワードを選べば誰にも読まれず、競合が強すぎるキーワードに挑めば何カ月書いても上位表示できないからです。

この記事では、無料ツールだけを使ってSEOキーワードの検索ボリュームと競合性を調べ、勝てるキーワードを発掘する具体的な手順を解説します。読み終えるころには、自社サイトで狙うべきキーワードリストが作れる状態になっています。

SEOキーワード選定がなぜ重要なのか

キーワードを間違えると記事は誰にも読まれない

SEO記事を量産しても流入が増えないサイトには、ある共通点があります。それは「読者が実際に検索しているキーワードで書いていない」ことです。

たとえば「弊社のサービスの強み」というタイトルで記事を書いても、そのフレーズで検索する人はほぼいません。一方で「LINE公式アカウント 集客 方法」というキーワードであれば、月間数千回以上検索されているため、上位表示できれば確実に流入が見込めます。

❌ よくある失敗

「自社が伝えたいこと」を起点に記事テーマを決めてしまい、検索需要のないキーワードで書き続けてしまうケース。3カ月書いてもPVが伸びない原因の大半はここにあります。

競合が強すぎるキーワードでは何年経っても勝てない

逆に、検索ボリュームが大きいキーワードを狙えばよいわけでもありません。「SEO対策」「Web集客」のようなビッグキーワードは、検索ボリュームこそ月間数万件あるものの、競合は大手メディアやSEO専門会社が占めています。

立ち上げて間もない中小企業サイトがこうしたキーワードに挑んでも、上位表示まで2〜3年、数百万円規模のコンテンツ投資が必要になります。勝ち筋を見極めずに記事を書くことは、勝てない試合に時間と予算を投じ続けるのと同じです。

正しいキーワード選定で「最短で成果」を出す

正しいキーワード選定とは、「検索需要があり」かつ「競合が弱く」かつ「自社の商材に直結する」キーワードを見つける作業です。この3条件を満たすキーワードで記事を書けば、立ち上げ間もないサイトでも3〜6カ月で上位表示が狙えます。

📌 ポイント

SEO成功の方程式は「検索需要 × 競合の弱さ × 自社との関連性」の3軸です。3軸すべてが揃ったキーワードを30〜50個リストアップできれば、半年で月間1万PV以上のサイトに育てる土台ができあがります。

キーワード選定の前に押さえるべき前提知識

キーワードの3つの分類を理解する

SEOキーワードは検索ボリュームに応じて、ビッグ・ミドル・ロングテールの3種類に分かれます。それぞれ特性が異なるため、戦略的に使い分けます。

📊 キーワード分類比較

種類 月間検索数 競合性 CV率
ビッグ(1語) 10,000+ 非常に高い 低い
ミドル(2語) 1,000〜10,000 高い
ロングテール(3語以上) 10〜1,000 低い 高い

中小企業のSEOでは、まずロングテールキーワードを30〜50本書いて流入の土台を作り、サイト全体の評価が上がったタイミングでミドル・ビッグへと挑戦するのが定石です。

検索意図には4タイプある

同じキーワードでも、検索する人の意図によって書くべき内容は変わります。検索意図は大きく4タイプに分類できます。

  • Knowクエリ:知りたい(例:「SEOとは」「キーワード選定 やり方」)
  • Goクエリ:行きたい(例:「Google広告 ログイン」)
  • Doクエリ:やりたい(例:「LP 制作 依頼」)
  • Buyクエリ:買いたい(例:「Lステップ 料金」「LINE公式 代理店」)

BtoBの中小企業がSEOで売上を伸ばすなら、DoクエリとBuyクエリを優先的に攻略するのが鉄則です。Knowクエリは流入は多いものの、コンバージョンに至るまでの距離が遠いからです。

キーワードの「上位表示難易度」を見極める3指標

キーワード難易度は、以下の3つの指標で総合判断します。

指標 1上位10サイトのドメインパワー

大手メディア(東洋経済、日経、All About等)が並んでいたら難易度高。中小企業のオウンドメディアが混じっていれば狙い目です。

指標 2上位記事の文字数と網羅性

上位10記事の平均文字数が3,000字未満なら勝負しやすい。8,000字超のピラー記事が並んでいたら、それ以上の網羅性がないと厳しくなります。

指標 3広告枠の有無

検索結果上部にリスティング広告が4枠表示されているキーワードは「お金になる」証拠。CV率が高い反面、競合も強い傾向にあります。

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SEOキーワード選定の具体的な5ステップ

ステップ1:軸キーワード(シードキーワード)を洗い出す

キーワード選定はゴールから逆算します。まず自社のサービス・商品を表す主要な単語を10〜20個リストアップしてください。これを「軸キーワード」と呼びます。

例:LINE公式アカウント構築会社の場合 → 「LINE公式アカウント」「Lステップ」「LINE 集客」「LINE 配信」「LINE クーポン」など。

軸キーワードはサービス名だけでなく、お客様の課題ワード(例:「リピート率 改善」「集客 コスト 削減」)も含めることが重要です。お客様が抱える悩みベースで軸を作ると、購買意欲の高い検索ユーザーにリーチできます。

ステップ2:ラッコキーワードでサジェストを一括取得

軸キーワードが決まったら、無料ツール「ラッコキーワード」で関連キーワードを一括抽出します。GoogleとYahoo!のサジェスト(検索候補)、関連検索、Q&Aサイトの質問キーワードまで網羅的に取得できる定番ツールです。

使い方は軸キーワードを入力するだけ。1キーワードあたり数百〜千個の関連ワードが取得できます。CSV形式でダウンロードしてスプレッドシートに集約しておきましょう。

📌 ポイント

ラッコキーワードは無料登録で1日50回まで検索可能。10〜20個の軸キーワードを入れれば、合計数千〜1万件のキーワード候補が集まります。

ステップ3:Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを確認

取得したキーワードをGoogleキーワードプランナーに貼り付け、検索ボリュームを調査します。Google広告アカウントを作成すれば無料で利用可能です(広告出稿していなくても使えます)。

検索ボリュームは「100〜1,000」のようにレンジで表示されます。月間100以下のキーワードは流入が見込めないので除外、月間10,000以上は競合が強いので一旦保留、月間100〜3,000の中ボリューム帯を中心にピックアップしていきます。

このとき、CSVで取得したキーワード一覧に「検索ボリューム」列を追加し、ボリューム順にソートしておくと次のステップが楽になります。

ステップ4:実際にGoogle検索して競合の強さを確認

検索ボリュームが妥当でも、上位サイトが強すぎれば勝てません。候補キーワードを実際にGoogleで検索し、上位10サイトの構成を目視チェックします。

確認ポイントは「ドメインの種類」「文字数」「広告枠の数」の3つ。1キーワードあたり1〜2分で判定できるので、リスト化したキーワードを上から順に潰していきましょう。

⚠️ 注意

必ずシークレットモードでGoogle検索してください。通常モードでは過去の検索履歴が反映され、客観的な順位が見えなくなります。Chrome なら Ctrl+Shift+N(Mac は ⌘+Shift+N)でシークレットウィンドウを開けます。

ステップ5:「狙うキーワードリスト」を30〜50個に絞り込む

最後に、ステップ4を通過したキーワードを30〜50個に絞り込みます。絞り込みの基準は以下の3つ。

  • 検索意図が自社サービスと合致する(DoクエリまたはBuyクエリ優先)
  • 上位サイトに中小オウンドメディアが混じっている(参入余地あり)
  • 季節性がない(特定の時期しか検索されないキーワードは後回し)

このリストが、半年〜1年かけて記事化していく「コンテンツマップ」になります。スプレッドシートにキーワード・検索ボリューム・記事タイプ(Know/Do/Buy)・公開予定日を一覧化して管理しましょう。

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キーワード選定でよくある失敗と対策

失敗1:検索ボリュームだけで判断してしまう

検索ボリュームは「需要の大きさ」を示しますが、競合の強さを示してくれません。月間1万件のキーワードに飛びついても、上位10サイトが大手メディアばかりなら勝ち目はありません。

❌ よくある失敗

「検索ボリューム5,000のキーワードを20本書いた→流入ゼロ」というパターン。これは難易度を見ずにボリュームだけで選んだ結果です。最初の半年は検索ボリューム100〜500の超ロングテールから攻めて成功体験を積みましょう。

失敗2:自社が書きたいキーワードを優先する

「自社サービスの優位性を伝えたい」という思いから、検索需要のないキーワードで記事を書いてしまうのも頻出パターンです。SEO記事は検索ユーザーの課題解決が主目的であり、サービス紹介はその先にあります。

サービスを訴求したいなら、SEO記事ではなくサービスページ・LPの仕事です。役割を分けて、SEO記事は「読者の悩み解決」「自社サービスの認知獲得」「サービスページへの送客」の3つに徹しましょう。

失敗3:1つのキーワードで複数記事を書いてしまう(カニバリ)

同じキーワードで複数の記事を書くと、Googleが「どれを上位にすべきか判断できない」状態になり、結果としてどの記事も評価されない「カニバリゼーション」が起きます。

対策は、キーワード管理シートで1キーワード=1記事のルールを徹底すること。新規記事を企画する前に必ず既存記事のキーワードと重複していないか確認します。重複しそうなら既存記事のリライトに切り替える判断も重要です。

失敗4:記事公開後に放置してしまう

キーワード選定が正しくても、記事公開後に何もしなければ順位は安定しません。公開3カ月後に検索順位を確認し、想定より低ければリライトする運用が必要です。

💡 リライト判断基準

公開3カ月で11〜30位のキーワードはリライトの最優先対象。順位を1ページ目(10位以内)に押し上げると、流入が3〜10倍に跳ね上がります。Google Search Consoleで「平均掲載順位」を確認し、リライト候補をピックアップしましょう。

失敗5:キーワード選定を1度きりで終わらせる

検索ニーズは時代とともに変化します。半年前は需要のなかったキーワードが、新しいトレンドや法改正をきっかけに急増することもあります。四半期に1回は軸キーワードを再点検し、新しいサジェストを取り直しましょう。

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まとめ|キーワード選定は「3軸」で決める

SEOキーワード選定で成果を出す鍵は、「検索需要 × 競合の弱さ × 自社との関連性」の3軸を満たすキーワードを地道に発掘することです。

本記事で紹介した5ステップ(軸キーワード洗い出し→ラッコキーワードでサジェスト取得→キーワードプランナーでボリューム確認→Google検索で競合チェック→30〜50個に絞り込み)を実行すれば、立ち上げ間もないサイトでも3〜6カ月で初の上位表示を狙えます。

💰 想定成果モデル

月間100〜500ボリューム × 30記事 = 月間1万PV以上

ロングテールKWを正しく選び3〜6カ月運用した場合の標準的な成果イメージ

最初の30記事を書き上げるまでが最大の踏ん張りどころ。逆に言えば、ここを乗り切ればサイト全体の評価が上がり、新しい記事も上位表示しやすくなる正のスパイラルに入ります。

「自社で30記事書ききるリソースがない」「キーワード選定の精度に自信がない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。WEB FLEEKでは、戦略設計から記事制作・リライトまで一気通貫でサポートしています。

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よくある質問(FAQ)

Q. キーワード選定にかかる時間はどのくらいですか?

軸キーワード10〜20個から30〜50本のキーワードリストを作るまでに、初心者で約8〜12時間が目安です。慣れれば4〜6時間で完了します。一度作ったら半年〜1年は活用できる資産になるので、最初に時間をかける価値があります。

Q. 有料ツール(Ahrefs、SEMrush等)は必要ですか?

月10万PV未満のサイトであれば、無料ツール(ラッコキーワード+Googleキーワードプランナー+Google Search Console)だけで十分対応可能です。サイト規模が大きくなり、競合分析や被リンク分析が必要になったら検討しましょう。

Q. 検索ボリュームが「不明」と表示されるキーワードは狙えますか?

Googleキーワードプランナーで「不明」と表示されるキーワードは、月間検索数が10未満の超ロングテールです。流入は少なくても、CV率が非常に高いケースが多いため、商材と直結するキーワードであれば積極的に狙う価値があります。

Q. キーワード選定後、どんな順番で記事を書けばよいですか?

まずはロングテール(検索ボリューム100〜500)から書き始めるのが鉄則です。サイト評価が低い初期段階でビッグキーワードに挑んでも上位表示できません。30記事ほど書いてサイト全体の評価が上がってから、ミドル・ビッグへと挑戦範囲を広げましょう。

Q. 競合のキーワードはどう調べればよいですか?

競合サイトのドメインをラッコキーワードの「上位サイト調査」機能に入力すると、その競合がどのキーワードで上位表示しているか確認できます(一部有料)。無料で行うなら、競合サイトのサイトマップ(/sitemap.xml)を見て記事タイトルを抽出する方法も有効です。


この記事はWEB FLEEKが執筆・監修しています。LINE公式アカウント構築・広告運用・LP制作・動画制作まで、デジタルマーケティングをワンストップでサポートしています。

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